技術の犬小屋

Webプログラミングを餌に生きる犬のメモ帳

横組文書における句読点の扱いについて,勉強したのでメモしておく。
 

前提知識

読点(とうてん)とは

文の意味の切れ目を示したり,文を読みやすくしたりするために,文中に施す記号。普通は「,」を使う。点。
 

句点(くてん)とは

文の終わりを示す「。」の記号。まる。
 

横組文書では句読点として「,」および「。」を使う

「公用文作成の要領」という資料が第12回国語審議会で議決,建議された。この資料によると,句読点は横書きでは「,」および「。」を用いる,となっている。これは昭和26年(1951年)に提出された資料である。
現在日本で使われている横組の教科書(社会,算数・数学,理科,英語,音楽など)のほとんどは,この資料に沿って「,。」の組合せである。
 

横組文書で句読点として「、」および「。」を使っても問題ない

文部省では横書きは「,。」が使用されていたが,文部科学省への省庁再編時に科学技術庁の職員から不便であるとの苦情が寄せられたこともあり,公文書でも文書中で統一が取れているならば横書きでも「、。」でよいという内規にされた。
 

論文や数式や欧文が多数登場する横書き文章では「,」および「.」を使用する

数式や欧文が多数登場する科学系の横書きの文章には,バランスからも「,.」がしっくりするという意見があり,実際に用いられることが多い。
 

結局,横組文書における句読点には何を使うべきか

横組文書における句読点は,文書全体で統一が取れていれば「,。」「、。」「,.」のうち,どれを使ってもよいというのが私の意見である。元々「、」と「。」は「,」と「.」を参考にして作られたという歴史があるし,論文など,数式や欧文が多数登場する横書き文章では「,.」を使いたいというセンスも理解できる。なので,その文章の文脈に合った句読点を使うべきである。
 
 
以上
 
 
参考
読点 とは – コトバンク
句点 とは – コトバンク
公用文作成の要領
横書き文書の読点
横書き文の句読点について
横書き句読点の謎

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