さて、6月~7月上旬にかけてMFレンズでパシャパシャと取り留めもなく撮った写真たちをまとめる記事が欲しいので書いてみる。

NOKTON Classic 35mm F1.4 SC

まずは宮城県の離島、田代島で撮ったやつ。今回の訪問が2回目だったりするが、今回はあまり写真は撮らずにゆっくりネコと遊びながらぶらぶらしていた。

NOKTON Classic 35mm F1.4 SC

さすがに2回目なので、猫たちとの距離感が分かってきた気がする。あんまりしつこくしすぎると逃げて行っちゃう。

NOKTON Classic 35mm F1.4 SCは開放で撮るとふんわりしながら周辺減光が出てくる。操作系は現代レンズ同様に心地良く、それでいて写りはオールドという良いところ取りのレンズ。ただし最短撮影距離が70cmと全く寄れないのでヘリコイド付きのクローズフォーカスアダプタとセットで使いたい。

NOKTON Classic 35mm F1.4 SC

少し彩度が低く写るので、現像で少しだけ彩度を上げても面白いね。

多重露光風の写真を作ってみた。一昨年にセールで買ったまましばらく放置していたAffinity Photoを久しぶりに触ってみたが違和感なく操作ができて使いやすい。Photoshopに慣れている人であれば、チュートリアルを見なくても使えると思う。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

そしてこれ。NOKTON 40mm F1.2 Asphericalはボケが独特で絵画的な表現になる不思議なレンズ。せっかくのF1.2なので積極的に開放で使っていきたい。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

しかしこのレンズは明確な弱点があって、パープルフリンジがかなり出やすいのでファインダーを覗いてしっかりとピントを合わせて使わないといけない。
Mマウント版とEマウント版があるが、俺が持ってるのはMマウント版。最短撮影距離は50cmであまり寄れない。かといってクローズフォーカスアダプタを付けてしまうと軽快さが損なわれるので寄りたいときはAPS-Cクロップで焦点距離を60mm相当にして使うのが吉。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

そして最後はこのレンズ。Summicron-R 50mm F2 Type-I。Leicaレンズの中でも特に安くて性能が高いと言われるRマウントのズミクロン(参考資料)。初期型(Type-I)と後期型(Type-II)に大きく分かれる。約50年前のオールドレンズとは思えないほどスッキリとした写りが特徴。

Summicron-R 50mm F2 Type-I
Summicron-R 50mm F2 Type-I
Summicron-R 50mm F2 Type-I

先に登場した2本と比べると写りはカリッとしてて、どこかSIGMAっぽさを感じる。

Summicron-R 50mm F2 Type-I
Summicron-R 50mm F2 Type-I

ちなみにα7SにSummicron-R 50mm F2を着けるために初めてURTHのマウントアダプタを買ってみた。

注目してほしいのはLeicaのオールドレンズと組み合わせたときのベストマッチ感。レンズを着けたときのガタツキが無く、作りの良さが感じられた。これが4,000円で買えるのはコスパが高い。一応、LAYQUALの15,000円のマウントアダプタも持ってるんだけど、Leicaのレンズとの組み合わせではURTHのほうがカッコいい。

というわけで、こんな感じで所持してる機材の紹介をたまにやってみるのも気晴らしになって良いもんだな。物撮り用の背景とLEDライトを揃えたので定期的にやっていきたい。

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