デジカメのセンサーには大きく分けて、ベイヤーとFOVEON(フォヴィオン)という2つのタイプがある。俺が現在所持している3台のカメラのうち、SIGMA fpとSony α7Sはベイヤー式のセンサーを搭載している。最後の1台、SIGMA DP1 QuattroがFOVEONだ。

では、ベイヤーとフォヴィオンの違いはどんなところなのか、語り出すと長くなるので以下の動画を観て、何となく理解してほしい。

QuattroシリーズにはDP0、DP1、DP2、DP3の4台がラインナップされている。FOVEONは高感度に非常に弱く、ノイズがきつい。そのため、ほとんどISOを100に固定して撮ることになる。そうなると焦点距離が長いDP3では手持ち撮影が難しくなるし、DP0のように画角が広すぎても使いにくい。俺が持っているDP1はフルサイズ換算で焦点距離が28mmなので、FOVEONの中でも一番気軽に写真を撮れるのだ。

さて、今回の舞台は銀山温泉。仙台から車を2時間走らせて到着。写真は去年の秋口に撮ったものなので、ティールアンドオレンジで現像した。SPPも慣れると使いやすいよなーと思い始めたから思考が完全にSIGMAに傾倒してしまっている。南無。

SPPにはトリミング(クロップ)や写真の傾きを直す機能が無い。でもこれは、撮影時にグリッド線を表示して、バチっと構図を決めて撮れというSIGMAからのメッセージだと思って納得している。うん、分かってる、たぶんこれが洗脳だ。

茄子が乗ってて生姜が良い感じの蕎麦が本当に美味しかった。写真で伝わるかな。

漏れなく恒例の自撮りもやっておく。反射がなんか綺麗。

通りから出て、裏山みたいなところに入っていくと自然がいっぱい。

28mmはホント撮りやすいね。FOVEON買うときに最初にDP2を買う派が多いけど、DP1も良いよ。人気無いから中古が安いし。

FOVEONセンサーのちょっと嫌なところは太陽をフレームインすると光が緑っぽくなっちゃうところ。そうなると結構補正が大変。逆光は撮り辛い。

洞窟があったから入っちゃったんだけど、やっぱり暗所はきつい。光源がしっかりあるところじゃないと撮れない。

下山して戻ってくると結構時間が経ってた。

温泉に入ってから帰ろうと思ったんだけど、まだ夕方なのに全部閉まってた。どういうことなの・・。温泉街を名乗るならもっとしっかり温泉やってくれよ・・!

まぁ、無計画でぶらぶらしてた俺が悪いんだけどね。

これはSIGMAfp + 14-24mm F2.8 DG DN Art

最後はSIGMA fp + 14-24mm F2.8 DG DNでそれっぽい写真を撮って締める。2台のカメラを急に切り替えて使うと描写にちょっと違和感を覚えるね。

銀山温泉

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