6月下旬、ある日曜の朝、特に予定も無い日だったので電車に飛び乗り、県内にあるアジサイの名所「資福寺」に行ってみることにした。
宮城県のアジサイは6月下旬から7月上旬が見頃らしく、東京と比べて少し遅めだ。SNSでは散々アジサイの写真ばかり流れてきて、少々過食気味ではあったが写欲のほうが勝った。
自宅から現地までの交通は可能な限り徒歩か自転車を選ぶが、今回は電車 + 徒歩で向かった。目的地の1つ次の駅で下車。同じ道を2度通ってもつまらないからよくやる手だ。幸いにも身体が丈夫なお陰で10km程度の歩行なら翌日に疲れは残らない。
大仏が見守る町。北山は坂が多い土地で、好んで住む人は少なそうな場所だが、それでも長閑で穏やかな雰囲気が気に入った。
駅をあとにし、24mm F3.5 DG DNでスナップしながら進む。
こういう良い感じのヘアサロンが近所に1件は欲しい。
北山は土地が安いので移住の候補地に考えたこともあった。まだ実現はしていないけど。
こんな感じの平屋で騒いでも大丈夫な月2~3万くらいの良い物件がないものか。それにしても庭の手入れが素晴らしい。
坂が多いけど、それが魅力なんだと理解。
目的地に近付いたところで、謎の寺を発見し、吸い込まれた。輪王寺というらしい。
人が意外と多かったので消えるまで少し待った。
体がスナップ体質なので、あまり深く考えずに撮ってしまう。
あとから見返してみると中心の線を中央に位置を考えれば良かったなと。
本殿。神社を現像するときは冷厳な雰囲気にしたいので現像ではクラリティ(テクスチャ)高めが好み。
たっぷりと寄り道したところで、今回の目的を思い出す。今日はアジサイだ。
実はこの寺から100m行ったところに本来の目的地があるのだ。
資福寺に到着。子供とお母さんが楽しそうにアジサイを撮ってた。お母さんの趣味がたぶん写真なんだろう。キッズカメラやコンデジではなくてNikonのちゃんとしたやつだった。
メインディッシュ。ダイナミックに撮ってみたくなり、広角レンズで寄る。クラリティをマイナスに振って現像。人間の肌もそうだけど、見せすぎないほうが美しいこともあるんだよな。
85mm DG DNは本当に撮ってて楽しい。毎回期待を超えてくる。
これもクラリティをマイナスに振って現像。好みのゆるふわ。
群生しているところで広角レンズと中望遠レンズでそれぞれ撮ってみた。
24mm F3.5 DG DNと85mm F1.4 DG DNは良いコンビだな。
PhotoShop CC2021からはスーパーズームやAIぼかしが実装されたし、軽い広角レンズの使用頻度が上がっていきそう。